2010年5月21日金曜日

本日は、学研『エルフィン』1994年12月号より
 ‘94年の厄払い 幸せの準備は今年中に!! 心と体の徹底幸運術特集 より記事を紹介させて頂きます。
  (一部のみ抜粋)

●鬼押し出しの礼
  心の闇に住む鬼を押し出す方法をお教えしましょう。
  これは、基本的には2人以上の複数で行います。
  用意するものは、座布団と太鼓です。

  鬼を追い出したい人は正座か胡座(あぐら)を組んで座ります。
  静かに正座し、軽く目を閉じて呼吸をゆっくりと行います。
  自分の内側に目を向けて、この半年、または今年一年にあった一番イヤなことを思い出します。
  自分が傷ついたこと、あるいは、人を傷つけたこと、また、憎い、恨みに思える相手、
 どうしても許せない人などを、思い当たる数だけ思い出してみるのです。そして、この作業が結構
 たいへんなのですが、そのときに決して自分を美化して思い出さないことです。自分を悲劇のヒロイン
的にとらえていると居心地がいいために鬼は追い出せませんから。
  しばらく思い出していると、なんだか黒いもやもやとしたものが、おなかのあたりや胸のあたりに
 溜まってきます。
  そして、吐き出したいと思った時に、口を思いっきりあけるのです。
  そこを見計らって、太鼓で「ドン!」とやるのです。実際に自分でもわかるほどおもしろいように
 鬼が出ていきます。

  これは、現実的な方法ですが、太鼓が必要なのでグループでないと行えないかもしれません。CD
 で太鼓の音を使っても出来ますが、タイミングが難しいでしょう。太鼓が用意できない場合は、弓の
 弦を指で弾いてもよいのですが、現代では難しいかもしれません。夜店などで売っているオモチャの
 太鼓でも良いのです。
  要は太い「ドカン!」と音が出るものならば何でもOKです。

 まとめ
 ①静かに正座(または胡坐)し、軽く目を閉じてゆっくりと呼吸。一番いやなことを思い出します。
 ②なんだか、もやもやしたものがおなかや胸のあたりに溜ったら、太鼓の音とともに吐き出します。
  (太鼓は相手にたたいてもらう)


●夢見の祓い
  これは、夜眠る前にメディテーションをしながら眠りに入り、夢の中でその答えを得るという、
北米のインディアンのある部族に伝わる方法です。有名な預言者エドガー・ケーシーも「夢見のテン
ト」という方法で同じことを伝えています。

  まず、眠る前にお風呂で身を清め(このときにコップ一杯の日本酒か、ラベンダーのエッセンスを
 1~2滴入れる)、白いパジャマか薄いピンク色のものを身につけます。そして、布団かベッドの上で
 正座か胡座を組みます。そのときに背筋を伸ばして座ります。
  手を胸の前で合掌するか、膝の上において軽く親指と人さし指をくっつけて静かに呼吸を始めます。
  そして、自分が恵まれていることだけを数えていきます。たとえば、健康な人ならば今健康である
こと。また、たとえ裕福でなくても、人に借金をしなくて済んでいること、自分を愛してくれる人が
 いることなどです。人間は不幸なことを思い出すのは得意なのですが、幸福なことになるとためらいが
 あるようです。
  でも、眠る前に悲しいことや否定的なことを考えてはいけません。潜在意識に悪い記憶を再インプット
 してしまうからです。
  そうして、もう思い出せないなというまで考えたら、次に言葉に出さないでこう心に言うのです。
  「たとえ自分が幸福でも、地球のどこかに不幸な人がいる以上、自分は真の幸福と言えるだろうか。
 ならば、じぶんにできることはなんだろう?」
  そして、そのまま眠ってください。答えは夢の中に必ず現れるのだと信じるのがコツです。すると、
 あなたはその夜もっとも霊的な眠りに入ることができます。眠るときにその決心を忘れないように胸の
 ところで、手を軽く組んでもよいでしょう。
  インディアンの例では夢の中に青い小鳥が現れて象徴的などこかに導いたりするといいます。また、
 老賢人(たいていはその人のハイアーセルフ)が道を指し示したりします。たとえ、夢の中で見たことを
 朝覚えていなくても、眠りの前に行うこの行為だけで、魂は満たされて肉体を安らげます。
  そして、気がつくとあなたの中の心の厄は消えているのです。

 まとめ
 ①手を胸の前で合掌(もしくは膝の上におく)させ、静かに呼吸しながら自分の幸福を反すうします。
 ②そのまま眠ると、夢の中にあなたにできることを指し示してくれる”存在”が出現します。


●玉伊吹
  人を妬む心、人を陥れようとする心、迷いから解放されない心、異性に耽溺した心、苦しいことに
 不満を洩らす心など、苦しみや否定、暗さを生みだす心は、すべて邪気をはらんだ心です。生きてい
 るのですから、誰でも一度や二度はこんな心を持つのは当然のことでしょう。でも、八門人相術でも
 いわれるように、これらをそのまま放置しておいたら、心はますます汚染され、醜くなって、人相も
 悪くなってしまいます。そればかりか体調にも影響を及ぼし始め、さらには運命をも悪化させてしま
います。心の汚れは、早々に浄化しておくことが大切なのです。
 そこで、邪気を祓い、心を活性化させるこの玉伊吹という古神道に伝わる呼吸法が必要になります。
 伊吹とは「息吹き」であり、吹く息(浄化された新鮮な気)で、蓄積された精神的肉体的雑念から構成
された悪い気を祓い清める働きがあります。また、この呼吸法では深い呼吸をするため、脳を活性化
して、単に心を清めるだけではなく、考え方を積極的にしてくれるという、祓った後の補修までして
 くれる利点もあるのです。
  ではそのやり方を早速説明しましょう。
 ①まず、左右の足の裏の湧泉というツボ(足の中央にあるツボ)を重ね合わせるように組み正座をします。
  (これを足心坐法といいます)
 ②背骨が曲がらないように「泥丸・丹田・会陰」のそれぞれ3点が一直線に並ぶように(体の中心線が
  頭の上の部分から背骨、丹田、陰部の所まで一直線となるように)、顎を引き、肩とひじの力を抜いて
リラックスします。そして、上部から見て、左膝・右膝・足の湧泉が正三角形を作った状態で座る
ようにします。
 ③目を半眼にし、1メートル先をぼんやりと眺めます。目を閉じてしまうと雑念がわきやすいので、
  完全に閉じることは避けなければなりません。
 ④手は静かに、膝か腰に置き、心が落ちつくまで、5分ほどこのままの状態で、調息呼吸を行います。
  調息呼吸とは次のような呼吸法です。まず、15~20秒くらいで口から息を吐き、それと同じ時間で
  鼻から息を吸うという呼吸を繰り返すのです。このとき、これ以上に長い呼吸をすると過酸素状態と
  なり、禅病(白隠禅師の呼吸法の誤った結果として起きた病状として有名)になるため、注意が必要
  です。
  これが、規則正しくできるようになったら、次に、息を吐いた後で5~6秒息を止めるようにします。
   この動作を組み込んで、この呼吸を繰り返し行います。5分経過したら、最後に、口を出来るだけ
  細め、長く重たく、肺内に残る古い息(古息)を息の続く限り、全部吐き出します。これが済んだら、
  次のステップに移ります。
 ⑤手で金剛印(一般的な鎮魂印と同じ、親指をクロスして重ねるところは左の親指を上にする)を作って、
  指先に3~4cmの綿の玉(やる前に作っておく、綿は軽く丸めておいてください)を挟みます。
  綿の球形を押しつぶさないように軽く挟み、『念(思い)』を綿の玉に集中します。
 ⑥鼻から息を吸います。このとき、小さな空気の玉をイメージし、静かに、少しずつ、転がすように、
  区切りながら一つずつ玉を吸い込むように意識して息を吸っていきます。吸い込む時間はやはり、
  15~20秒程度。15秒であれば15個の玉、20秒であれば20個の玉を、イメージしながら、同速度で
  吸い込むようにします。
  その玉を印堂(眉間の所にあるツボ)に導き、頭のてっぺんにある泥丸を通じて後頭部、瘂門[あもん]
  (盆の窪とよばれるところ 後頭部の頭蓋骨が終わり、くびのほねが始まる部位)、背骨を通過して、
  下腹部中心部にある丹田に至らしめます。ここで、5~6秒程、息を止め、丹田に意識を集中し
  「温養」に入ります。温養とは腹部に熱感を感じることです。
 ⑦丹田に入った玉の一つひとつは、温養で十分に温めて、呼気といっしょに丹田から壇中・喉を通し、
口から玉を一つずつゆっくりと吐き出します。吐き出す時間は吸った時間と同時間にします。玉の
数を変えないで、金剛印を作った指先の玉に突きつけるようにして、区切りながら吐き出していき
ます。

   これを行って5分も経つと、頭がだんだん軽くなって清々しい爽快感を覚えます。さらに心には
  なんともいえないような安らぎが訪れます。これを感じることができれば、心の汚れが呼気とともに
  吐き出され、掃除された証拠です。これを毎日繰り返すことで、これまでため込んできた邪気(汚れた
  心)は吐き出されていきます。
   安定した呼吸は脳に酸素を送り込み、脳を活性化させ、思考能力や理解力を増すことにもつながり
ます。この玉伊吹をすることで、心は静かに充実し安定が得られ、ひいては、体や運の毒素も取り去
ってくれることでしょう。

まとめ
 ①左右の足の裏の湧泉というツボを重ねあわせるように組んで正座をします。これを足心坐法といいます。
 ②顎を引き、肩と肘の力を抜いてリラックス。上から見ると、右膝・左膝・湧泉の3点が正三角形を作る
  ようにします。また、泥丸・丹田・会陰の3点も一直線になるように注意して下さい。
 ③目を半眼にし、1メートル先をぼんやりと眺めます。完全に閉じてしまわないように注意。
 ④心が落ちつくまで5分ほど調息呼吸を行います。さらに肺の中の古い息を全部吐き出しましょう。
 ⑤金剛印を作って指先に3~4センチの綿の玉を挟み、念(思い)をこの玉に集中します。
 ⑥小さな空気の玉をイメージし、その玉を鼻から印堂、泥丸、後頭部、瘂門、背骨を通し、丹田に至らせ
ます。
 ⑦丹田に入った空気の玉を温め、呼気と一緒に丹田から壇中、喉を通して口からゆっくりと吐き出します。


●御鏡拝(みかがみはい)
  神道に伝わる自分を省みる方法に、御鏡拝があります。神道では、鏡が重要なアイテムにもなっていま
 す。かつて天照大神が天の岩戸に籠り、世の中が闇になったとき、鏡を岩戸にさし入れて天照大神の出現を
 祈ったのをはじめ、日本神話において鏡が重要な役割を果たした例はいくらでもあります。さらにはあの
 伊勢神宮など、鏡が御神体となっている神社は、それこそ無数にあるのです。
  なぜこのようになったのでしょうか? それはやはり、鏡には特別な力、すべてのものを映し出し、その
 正邪を判断する正確無比な力があるからなのです。スペースもあまりありませんので、これ以上詳しくは触
 れませんが、あなたも無意識のうちに鏡を覗いて「なんてひどい顔」と思ったことがあるでしょう(もちろん
 その逆もあるはずですが)。それはとりもなおさず、鏡がそのときのあなたの心の状態を見事に映し出してい
 た、ということなのです。

 ◆対話法
  これは言霊の力を借りて気に働きかけ、天の気と地の気をつなぎ、心の優しさを甦らせる方法です。
 やり方は簡単で、一日の目覚めに鏡に映った自分と挨拶をかわすだけ。実行する時間帯は日の出時分が最適
 です。というのも情緒的に一番安定した時間帯だからです。また、なによりも早朝は清々しい清気に満ち溢
れています。もちろん夜更かしして寝過ごさないことが重要なことはいうまでもありません。
 朝起きて鏡を見たら、「おはよう。今日も一日笑顔で頑張ってね」とか「毎日ご苦労さま。今日も一日よろ
しくお願いします」などと、自らに労いの言葉を、声を出してかけてあげましょう。自分を言葉で労うこと
で自らが励まされ、気持の整理がされ、心は安定を得ます。なぜかというと、言霊には潜在的な念が込めら
れているために、対話することがいわゆる内観と同様に、立派な瞑想をしていることになるのです。つまり、
鏡に語りかけることは、潜在意識に語りかけることと同じことなのです。
 朝の創造のエネルギーで、あなたの中にある暗い、いやな心のエネルギーを取り去って下さい。これを5
 日ほど行ったら次に移ります。

 まとめ
 ・鏡の中の自分に言霊によって働きかけ、心の優しさを甦らせる方法です。毎日、鏡の中の自分を励まして
  あげることが肝心です。

 ◆想念法
  将来の希望や計画を鏡に映った自分に向って語りかけましょう。やがて、自分と鏡に映った自分との間の
 瞑想の世界に入っていることに気づくでしょう。近未来の幸せな、あるいは栄達した自分を、鏡の中の自分
 ダブらせます。そして、しっかりと3~5分ほど、自分自身のその姿を凝視します。そうしたら、「もう自分
 は、鏡の中の自分になっている」と一心に念じてください。
  一日の始まりにどんなことを思うかによって、その人の将来は決まってしまいます。過去のいやな出来事
 は一切切り捨て、新しい自分に生まれ変わるためには、前向きな勇敢なイメージの自分と向き合う必要があ
 ります。だから、一日の始まりの早朝に「一日の快適で前向きな予感」を感じることこそ、心を前向きにし
 ていくための大きなステップになるのです。
  こうして、身近な自分の改造から始め、1週間後の自分、1か月先、1年先、あるいは生涯を通じての
 自分の幸福なイメージを言葉と鏡という映像を借りて、自分に取り込んでいけば、今までためてきた、自分
 に対する否定的感情は消え去り、まったく違う自分(鏡の中に見えていた新しい自分)になっていることで
しょう。

 まとめ
 ・理想的な自分の姿を鏡に映った姿に投影し、それと一体化することであなたの心を変えてしまうテクニック
  です。


●体の毒を抜く
  では体毒を祓う、いたって簡単な方法を紹介しましょう。
  背筋がまっすぐになるようにして、結跏趺坐[けっかふざ:胡坐に似ている形だが、右足を左ももの上に置き、
左足を右ももの上に置く、足は手を使ってそこまで持っていきます。足はスネ・ふくらはぎのあたりでクロス
した状態となります。無理に行うことはせずに、その場合は正座で行って下さい。](正座でも良い)を組みます。
気持ちが落ちついてきたら、腹を思いっきりへこませます。腹のへこませ方は、腹の皮が背骨にくっつく
ようなイメージで、腹をへこませながら、腹部内から吸引圧力をかけるのです。これ以上へこましようがない
という限界までへこませることが肝心です。
やってみればわかりますが、背骨のずれた人や脊柱に異常のある人はぼきぼきと音がして背骨の矯正が行わ
れます。へこませる時間は1~2分程度が適当でしょう。これを毎日5~6分程度行えば、ひどい便秘に悩ま
された人でも1週間で解消してしまいます。
次に、腹の左右を単独に分け、左側のみ、あるいは、右側のみをへこませる練習をします。むずかしい人
は、へこませたい方の片腹部へ、へこませる意識の内圧に合わせて掌を内側に押してやるといいようです。
左右がそれぞれ単独でへこむようになったら、左右連続で波打つように左から右、右から左へと順にへこ
ませるようにします。
遅い人でも2カ月ほどでできるようになりますし、場所・時間を選ばずに実行できます。これを行うこと
で、体は正常な機能を取り戻し、毒素の排出を始めます。そして更に、食事療法を併用すれば、体毒をよせ
つけない、強い体が手に入ります。(食事療法は次回以降の記入となります)

 まとめ
 ・背骨がまっすぐになるように結跏趺坐、又は正座で座り、腹を思いきりへこませます。腹の皮が背中にくっつ
  くようなイメージで行ってください。


●自己反省瞑想法
  部屋を掃除して物を整理したら、次は心の掃除です。
  運が悪いということは、やはり悪い物をあなた自身が引き寄せている可能性が一番大きいのです。
  今年一年を静かに振り返る瞑想を行い、心を浄化し、運を引き寄せましょう。
  瞑想するに先立って、邪霊や他のマイナス想念からの妨害を防ぐために生体エネルギーを使う「自己結界
 法」により、一時的にバリアを張ります。(この方法は天照神宮・大西美照宮司の指導によるものです)。
  まず正座をしてください。正座のできない人は胡坐でもかまいません。座禅の足の組み方ができる人は、
 それでも結構です。
  背筋をまっすぐに伸ばして、軽く目を閉じて合掌します。
  では、自己結界法に移ります。
 ①親指を中に入れて右手をしっかり握ります。左手でその右手の握り拳をしっかり包み込むように握ります。
 ②握りこんだ両手をそのままみぞおちのあたりまで上げ、胸いっぱいに息を吸い込みます。
  息を止めて、気合いを入れながら、その手を一気におヘソまで下げます。このとき、声は出しません。
ちょうど、深く吸った息を下腹部に押し下げるような要領です。どんなマイナス想念も封じ込めるような
気持でやって下さい。
  この動作を3回1セットとして、気合いが入らなかったと思ったら、再び行います。
  結界をつくったら、また静かに目を閉じて合掌します。深呼吸をして心を静かに落ちつけてください。
  それでは、一年間の反省瞑想に入ります。
 ③今年一年身の回りに起こった出来事を思い起こしていきます。すると、いろいろな人の助けがあって
  一年間やってこれたということがわかります。そのことに感謝します。
  周りの人に自分のとった態度、抱いた感情を思い起こし、自己正当化している部分を反省します。
  自分と他者との関係を客観的に見直し、感謝と反省を深めます。
  こうして一年を振り返り終えたときには、あなたは自分の何が間違っていて運を悪くしていたかに
  気がつくはずです。その気持ちを忘れずに過ごせば、悪い物も寄りつかず、運気も必ず上昇して
いきます。信じてがんばってください。

 まとめ
 ①正座(又は胡坐)で座り、親指を中に入れて握った右手を、左手でしっかりと包み込むように握ります。
 ②そのまま両手をみぞおちのあたりにまで上げ、胸いっぱいに息を吸い込みます。その息を下腹部に押し
  下げましょう。
 ③この1年、身の回りに起こったことを思いだし、人には感謝し、自分には反省します。


本日のブログは以上です。僕のブログの大ファンのpure_love_shigeoさんのエンディングで今日はお別れ
です。




俺のブログ読んでくれて、アリガトよ。

本日はこれにて失礼するぜ。

これからもヨロシク。ベィビィ!!

以上

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